オートオークションとは?

オートオークションについて

オートオークションとは、会員業者専用の自動車流通市場です。例えば、鮮魚でいいますと築地の卸市場のようなもので、絵画オークション等ともセリを行うという点では似ています。ヤフ○○等、ネットで見かける個人売買のオークションとは全く違い、専門の業者がセリを行う仕入れの場ですので、当然、品質・履歴が確かなものでなければなりません。  

もちろん一般の方はオークションに参加することは出来ず、厳しい審査基準をクリアした業者のみに正会員としての参加許可が与えられます。現在全国には大小約100ヶ所の会場があり、毎週、約20万台の中古車の取引が行われています。 現在、大手自動車ディーラーの中古車会場に並んでいる車(認定中古車等)もそのほとんどがオークションを経由しているのです。

またオークションを主催するのは、USS(ユー・エス・エス 東証一部上場)やJAA(ジェー・エー・エー 東証二部上場)をはじめとした、社会的信用のある企業や組織です。 そして公正なセリを行うため、走行距離(メーター改ざん有無)のチェックは勿論、出品前の車両はすべて第三者機関のプロの検査員によって一台、一台入念な検査を受け、キズやヘコミ、板金痕や修復歴(事故歴)などの状態が査定表(出品票)評価点と共にこと細かく記載され、問題のある車両には低評価点、状態の良い車両には高評価点が付けられ(下記参照)、品質的にも間違いない物を選ぶことができるようになっています。  当社はこの査定表(評価点)を必ず事前にお客様にお見せいたします

また当社は、全国ほとんどの主要オークション会場の情報とリアルタイムに直結、毎週約20万台が出品される無形の"在庫車"の中から確かな一台をお選びします。

 

査定表(出品票) / 評価点について

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オークションの出品車両は、セリ前に検査員によって一台一台入念な検査を受け、車両の状態が記入された、査定表が作成されます。その中の評価点とは、車両のコンディションによるランク分けを意味します。一定の基準に基づいて査定表に「評価点」をつけるのです。オークション(会場)にとって出品車の査定は、その『信憑性』を反映するため、検査は常に公平に一定の基準にのっとって行われています。

そんな評価点ですが、おそらく一般ユーザーの目にふれることはほとんどありません。 中古車は一台一台状態や程度がすべて異なります。それだけに、購入の際は、事前に正確な車の品質を知る事が最も理想的であり、納得できる一台を見つけるためにも、この査定表・評価点を重要な判断材料として下さい。

 

評価点説明

中古車は一台一台状態や程度が同じ物は決してありません。
それだけに、購入の際は、事前に正確な車の品質を知る事が最も理想的であり、納得できる一台を見つけるためにも、この評価点を重要なひとつの目安としてください。

評価点 内外装評価 基準内容(USSオークション評価基準)
S点 Aランク 新車同様と思って下さい。名義登録1年10,000km未満で、ほとんど無傷で無修正のもの。修復歴なし
6点 Aランク 一般の方ではまずS点と見分けがつかないです。
エンジン及び足回り関係が良好で 30,000km 未満 、ほとんど無傷で無修正で修理の必要がないもの。修復歴なし
5点 Aランク かなりの高評価で、程度極上車。気になるような傷等、ありません。
エンジン及び足回り関係が良好で60,000km 未満。内外装ともほとんど加修の必要のないもの 。外装部品の交換のないもの。修復歴なし
4.5点 Bランク以上 中古車としてこの評価なら十分程度上の車です。
100,000km 未満で、内外装とも軽微な補修をすることにより5点に準ずるもの 。修復歴なし
4点 Cランク以上 この点数は高評価に違いありませんが、詳細は要確認です。
150,000km未満。 目立つ傷、ヘコミ、錆、焦げ、破れが少々あり加修が必要と思われるもの。修復歴なし
3.5点 Dランク以上 中古車として程度良好と言えるのはこの位までです。
150,000km未満で、大小の板金や加修を必要とするところが数ヶ所あるもの。内装多少の焦げ穴、破れ等があるもの。
修復歴なし
3点 Eランク 内外装共に気にならないなら。また修復歴評価と紙一重です。補修、交換、張り替えを必要とするもの修復歴なし
2点 商品価値の低い車です。おすすめしません。
1点 改造車、災害車(塩害・雹害・冠水車など)
粗悪車、競技車(ラリーやダートライアルなど)
R-A点 修復歴車ですが、軽度なもの。気にならないようでしたら、場合によってはお買い得感はあります。
R点 修復歴車 フレーム修正まで行っている物が多いです。
ただ、しっかり直っていれば通常走行に問題ない場合もあります。R点と知っていて購入する分には割安感はあります。
ただ弊社では進んではおすすめしません。
×点 極端に古い年式の車、レプリカ車、クラッシックカーなど評価困難なもの。